月曜日

朝起きていの一番に電気会社とガス会社へ電話をかけました。水道は引っ越した日に電話をかけたのであとは書類を書くだけでいいのですが、電気はまだしもガスはそうもいきません。無理を言って当日中に来てもらう約束にしました。その後カーテンと簡易空気ベッドとこたつ布団と名乗ってあったものをアマゾンで購入し、ガス会社の方が来られるのを待っていました。15時すぎくらいに来てくださり、その後手続きをしたのですが、よく考えたら私の家はまだダンボール机でブランケットしかない状態なのです。出せるお茶もなく、開栓してくださった方を硬いフローリングにずっと膝をついたままにさせてしまったので本当に申し訳ない気持ちになりました。すみませんと謝ると「大丈夫です慣れてますw 大体みなさんこんな感じですw」と笑い飛ばしてくださったことが救いでした。接客業に求められていることは新居のフローリングに膝をついて痛みを我慢することではないはずだったのに・・・と思いました。カーペットの必要性と畳がどれほど居心地良かったかを思い知らされました。実家は畳だったのでいつでもゴロゴロできてたのです。

無事に開栓が終わり、名義変更も終わったところに注文していたものが届きました。そうです。空気ベッドとコタツ布団とカーテンです。わーいやったあ人権確保ー!と喜んだのも束の間お茶の間瞬く間です。箱を開けるとぺしゃんこに真空パックされた空気ベッドが出てきました。よく考えたらこれエアポンプが必要なんですよ。そんなものはここにありません。ぺしゃんこのまま下に敷くしかないのです。柔らかさなんてものは最初からなかったんや・・・と絶望しながらコタツ布団と書かれた箱を開けることにしました。めちゃくちゃ真空パックされていてこれもぺしゃんこです。まさか?と思いながら引き出すもそのまさかです。カバーでしたね。なんでやねん。洗えるカバー付きあったかこたつ布団単品って書いてあったがな。写真もバッチバチにふかふかなコタツ布団やったがな。本音はさておき肌触りはそれなりに良いので良しとします。サイズも大きめなので冬に活躍してくれるでしょう。仕方がないので、ぺしゃんこ空気ベッド(空気は含まない)を身長くらいに畳んでその上に借りている寝袋を置き、持ってきていたブランケットを2枚並置してからコタツ布団(布団は含まない)を被せて包んだらあらびっくり。なんと意外とちゃんと敷布団になってくれました。布の力ってやっぱり侮れないんですよ。ダンボールを重ねて敷いてカバーで包めばベッドになったのでは?と指摘されましたがそれホームレスやんと突っ込まざるを得ませんでした。家があるのにホームレスとはこれいかに。今の私はホームレスではなくベッドレスですよ。床の硬さを感じることはままありますが寝袋のみで就寝するよりはだいぶ柔らかさが違います。掛け布団はもうどうにもならなかったのでタオルケットと冬用コートでしのぎましたが、これはいよいよホームレス生活ですね。これが初回の記事の冒頭に記した「謎めいたライフハック」に当たります。そしてそれがきっかけでここの開設に至ったわけです。ちなみに再度申しておきますが私はベッドレスなだけでホームレスではないのです。こんなことにならないように、引っ越す予定のある方は寝具の根回しをしておくことを忘れないでください。お約束ですよ。私も覚えておきますから。

最後にカーテンのお話をします。私普段は眼鏡をかけていて、それがないと色の視認以外なにもできないつまり生活なんてできないわけなのです。が、運悪く割れてしまい今も15〜10cmくらいまで近づけないと見えない状態でこれを書いています。そんななか背伸びをしてカーテンをつけていたのですが、壁が白く、フックも白く、カーテンレールも白くて、レールの穴がなかなか視認できないのです。思わず「穴どこやねん…」と筆下ろしをする童貞のような言葉を発してしまいました。カーテン童貞ですこんにちは。程なくしてつけ終わったのですが、カーテンの偉大さをこんなところで知るとは思いもよりませんでした。守護されてますねこれ。カーテンが届くまではタオルケットと冬用の大きなショールを吊るしていたのですが、どう考えても隙間だらけでしたしカーテンをつけてからそれが一切なくなって安心を得られたのですから、あって当たり前だったものというのは手にせずして初めてそのありがたみを感じられるというものなんだと思いました。常にありがたみを感じておきたいですね。

今回の進捗はガスが使えるようになったこととカーテンを手に入れたことです。次回は住民票の移行と三種の神器の到着について書いていこうと思います。